葉月の稽古
残暑が厳しい八月、お花の種類も少ない時期です。
庭に植え付けしてから4年目?になるレンゲショウマが、初めて花をつけました!
うつむいた蝋細工のような花が可憐です。
お茶室に挿したいところですが、この夏は我慢。
タマアジサイが今年は元気です。たくさん蕾をつけ、葉も大きく育ちました。
存在感大ですが、侘びた風情がいいですね。
お菓子は、朝顔がモチーフの「もらひ水」。
「朝顔や 釣瓶とられて もらひ水」からの銘だそうです。加賀千代女の俳句ですね。
朝顔というと夏のイメージですが、実は秋の季語。暦の上では秋だけれども、夏の暑さの残る今の時期にちょうど良いかもしれませんね。
お稽古では、葉蓋、洗い茶巾、名水点など夏の点前も取り入れながら、それぞれ進めています。
ひとり分のお濃茶を練るのも 皆さん上手になってきましたが、一盌を皆で楽しめる日がまた来ることを願っています。
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