名残の月

十月も半ばを過ぎ、急に秋らしくなってきました。

青楓庵でも、名残りのお茶を満喫しています。


残花や返り咲きの花を入れて。

夏と秋が交互にくるような寒暖差の激しい天候のせいか、たくさん咲いていた秋の草花も 一気に終わってしまい、残りわずかに。


勝手付七つ目から 畳中央に風炉を寄せた中置。

基本の点前はさほど変わらないものの、水指の位置が客付から勝手付に変化するため、久しぶりだと戸惑いますね。

小板だと膝前や勝手付が込み合うので、道具の位置にひと工夫必要です。


今月からお稽古を始めたばかりのFさん。二度目とは思えない躊躇のない帛紗捌きにびっくり!

「これだけは復習してきました!」.・・・素晴らしいです!

お茶もクリーミィにおいしく点ててくれました! 人のために点てるのは少し緊張するけれど、嬉しいものですね。うんうん(みんな同意)。


後の月にちなんで、「月のうさぎ」。

秋はおいしいものが多くて、お菓子選びに迷ってしまいそうです。


裏千家茶道 青楓庵

松本市の裏千家茶道教室です

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