炉を囲んで
庭のもみじの赤が、ぐっと深みを増してきました。
「柚子の色づく頃に炉を開く」と利休居士はおっしゃいました。この辺りでは、十一月の炉開きの頃になると、紅葉が急激に鮮やかになってくるようです。
青楓庵でも炉に炭を置き、炉開きをお祝いしました。
炉に火が入ると、お部屋が格段に暖かくなりますね。
恒例の粟善哉。今年はもっちりとした粟にして、餡となじむように改良してみました。いかがでしたでしょうか?
お点前はまずは薄茶から。
先月の中置に続き、道具の位置が変わると、同じお点前でも混乱してしまう様子‥。
濃茶も炉になるとひと手間難しくなりますが、これから半年、冬のお茶を楽しみましょう!
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